ここが教室です。現在は、このようなところで、皆さんに楽しんでいただいています!
1993年、今から16年前に建ててからは、この場所で教えることが殆ど。
それ以前は、実家のキッチン(当時、出始めたばかりのヤマハのシステムキッチン)が広くてきれいだったので、そこで教えたり、知り合いの家をお借りして教えていたり、それに加えて、いわき市内の公民館への出張がとても多かったですね。
たまに企業からの依頼があったり、学校で授業をしたり etc ...
お菓子の講座というと私一人であちらの公民館こちらの公民館と、いわき市内を隅から隅まで、フランス製の製菓器具道具持参、お菓子を盛りつける食器、テーブルクロス、アレンジ花、その他を車に詰め込み、走り回っていました。
小学生からご年配の方まで沢山の方々が、習いにこられ、大変楽しそうに、熱心に学ばれていました。
鹿島公民館のムースの会というサークルでは、作品展を提案したところ、皆さん、とても乗り気で、お菓子の作品展も何度か開催し、ティーコーナーも大人気でした。
担当の方達 (当時20代から40代の主婦)が、公民館の調理室で貝殻型のマドレーヌを焼きながら、アプリコットソースのババロアと洋梨のソースのババロアも追加で、それぞれの家で、帰宅後、夜にも作らなければ間に合わないほどの盛況ぶり。
お土産に持ち帰りたいという方がいらっしゃったみたいですね。
アメリカンタイプのクッキーとロッシェというアーモンドをチョコでまとめたチョコレート菓子をメニューでお出ししたこともありました。
ここの地域は、文化的な町とは言い難く、当時、1986年頃、今から23年前のことでもあり、まだ日本にもお菓子教室なんてごくわずかにあったにすぎませんでしたし、画期的な企画だったのかも知れませんね。
東京の今田美奈子お菓子教室(当時の呼び方)では、都内のデパートで、それはそれはエレガントで、この上なくすてきな作品展がずいぶん開かれ、私も何度か出品しておりましたので、そこでノウハウを少し学んでいて、皆さんにいろいろ提案ができたのだと思います。
一度、サークルの方達を作品展に東京までお連れしたこともありました。
当時の皆さん、ホントにご熱心で、現在はそのグループの方達で、お菓子屋さんまで開いてしまったみたいです。